ダメージヘアのシャンプー選び
こんにちは。
山口県山口市阿知須にある、ヘッドセラピーとパーソナルカラー診断のお店。
ヘアーセラピーサロンGABRIELです。
今回もシャンプー小話の続きをお話しましょう。
今回は主にご自身の髪や頭皮の1番の悩みが〝ダメージ〟の方に向けたお話です。
まず、大前提として。
この記事では、明確な商品名やメーカー名を出して持ち上げたり落としたりするものではない事をご理解ください。
ここでの〝良い〟シャンプーというのは、〝自分に〟良いという事です。
ですから、Aさんにとっては良いモノでもBさんにとってはそれほどではないかもしれない。という事です。
これから先に書いていることは、あなたのお悩みに向けたシャンプーのご提案の一部として参考にしてもらえると嬉しいです。
(本当に正直に書きますが、何にしても万人向けなどというモノは無く、シャンプーも実際にご自身で使って試していただくのが一番です)
次に。
説明を難しくしない、という事を気を付けています。
わたし自身、他職業の専門用語を並べられてもさっぱり分からないからです。
ですので、髪の毛の仕組みや構造などに対して科学的な根拠はたくさんあるのですが、あえてそれらには深く触れずなるべく簡単に書いていければと思います。
髪の毛について少しでも詳しく書こうとすると・・・言葉や仕組みが本当に複雑で難しくなってしまいがちです。
ですので、ここでは本当に大まかな部分だけ書いてみますね。
もし興味がわきましたら、ぜひご自身で調べて深掘りしてみてください。
さて、まずは
髪のダメージの大きな原因
としてここでは3つ挙げてみましょう。
①摩擦によるもの
∟過度なブラッシングやシャンプー
②熱によるもの
∟ドライヤー
∟アイロン・コテ
③薬剤によるもの
∟パーマやカラー
∟縮毛矯正やブリーチ
その他にもダメージ原因は多くありますが、ここではあくまで3つです。
①~③まで、番号が大きくなるほどダメージはより大きく、項目が下にあるほど同じくダメージ大です。
(例えば③の縮毛矯正やブリーチは、パーマやカラーに比べて一般的に髪へのダメージが大きいです)
これらのダメージの髪に有効な成分の一つにPPTやCMCというものがあります。
(PPTはPolypeptide〈=天然由来のタンパク質加水分解物〉の略、CMCとはCell Membrane Complex〈=細胞膜複合体〉の略。難しいのでこれは全く覚えなくていいです)
PPTやCMC配合のシャンプーやトリートメントの主な役割は、元々髪にある有効成分に似た働きをする成分を、補い補修することです。
①キューティクル(髪表面の保護膜)の形成
②保水
③有効成分(水分やたんぱく質)の流出防止
④柔らかさ(手触り)やハリを保つ
これらがざっくりと大きな役割となります。
つまり、PPTやCMCを補うことで髪はダメージから守られ、柔らかく美しい髪になります。
気になった方は「PPTシャンプー」や「CMCシャンプー」などで調べてみてください。
次に、
みなさんはシリコンシャンプーとノンシリコンシャンプー。
この2つが今目の前にあったなら、あなたはどちらを選びますか?
もしかしたら〝シリコン〟と聞くと、悪いものだと考えている方がいらっしゃるかもしれません。
それに、シャンプーやトリートメントのラベルに大きくノンシリコンですと書かれていたら・・・シリコンは無い方が良いモノなのかもしれないと思うのは無理もないでしょう。
結論から言いますと、ダメージを気にされる方であれば
シリコンを含んだシャンプーは有用です。
シリコンとノンシリコンのそれぞれの特徴を簡単に書くと、
〈シリコンシャンプー〉
・ドライヤーなどの熱から守る
・髪の指通りを良くし、光沢が出る
・髪の摩擦を減らす
・髪がまとまりやすくなる
〈ノンシリコンシャンプー〉
・髪の毛がサラサラとナチュラルな質感になる
・洗い上がりがさっぱりしやすい
・髪がふわっと軽い仕上がり
こういった違いが挙げられます。
シャンプーに含まれるシリコンは正しくはシリコーンといい、人体に悪影響を与えるものではない為、ご自身のお悩みに合わせて使い分けるといいでしょう。
いかがでしょうか?
髪のダメージを一番の悩みに持つ、あなたの参考に少しでもなれば嬉しいです。
次回は、髪をボリュームアップさせたい方のシャンプーについてお話したいと思います。
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